実大実験#1 |
伝統構法と耐震性能, 伝統構法について, 実験・理論 |
長野県林業総合センターで行われた、実大実験の様子。
寒かったー
層間変形角が1/50radに至ってもまだ、耐力が計測されています。
国の安全限界の想定値は1/60radですから、この構造体が、いかにすばらしい「しなり性能」を持っているかがよくわかります。
会場に持ち込まれたペレットストーブ。
小さくて、持ち運びができて、「どこでも薪ストーブ」って感じです。
こちらは、ダボのせん断耐力実験のようす。
柱の間には、ダボが埋め込まれています。
こうした新しい架構形態を構造力学から解析し、実験で確かめる。
そのことによって、伝統構法への理解が深まり、その度ごとに新しい発見、驚きがあります。
実験で使われた架構形態をユニット化して、作られた建物の模型です。