試験に行きました。 |
伝統構法と耐震性能, 伝統構法について, 実験・理論 |
養生期間を終え、いよいよ土壁の耐力実験の日を迎えました。
それにしても、養生期間を終えた土壁は、綺麗な色になります。
壊すのがもったいない。
手でコンコンとノックをすると、まるでコンクリートのような硬さです。
しかし、それでいてとても風情があって、落ち着きがあります。
試験場に到着。
つづく。
試験に行きました。 |
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養生期間を終え、いよいよ土壁の耐力実験の日を迎えました。
それにしても、養生期間を終えた土壁は、綺麗な色になります。
壊すのがもったいない。
手でコンコンとノックをすると、まるでコンクリートのような硬さです。
しかし、それでいてとても風情があって、落ち着きがあります。
試験場に到着。
つづく。
中塗り |
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貫伏せをし、中塗りをします。
ワラをトントンとコテで叩くところが、イイです。
中塗り完了。
また、養生します。
なお、中塗り仕舞いの場合は、これで完成となります。
京都の町屋の壁仕上げは、この中塗り仕舞いがよくみうけられます。
情緒があって、私はこの中塗り仕舞いがとても好きです。
荒壁土を塗る |
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いよいよ土を塗ります。
まずは、荒壁づくり。
荒壁用の土を塗ります。
しばらく養生します。
小舞かき |
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リズム良く葦を編んでいきます。
編み付けが完成した壁。和の雰囲気が漂い、とてもいい感じです。
つづく。
土壁の試験体をつくる |
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現在、国土交通省に認定されている土壁の仕様は、小舞竹しか認められていません。しかし、長野県を含む日本の北陸地方では、葦竹(よしたけ)が、昔から使われていました。香川県の左官業界による、葦竹による土壁のせん断耐力実験では、小舞竹と同等の試験結果がでており、土壁大好きな私としては、そんな話しを聞くと自分の目で直接確かめて見たくなりました。
そうなると止まりません。
そこで、長野県の試験センターに依頼をして、葦竹による、土壁のせん断耐力を調べることになりました。
その試験体。
通し貫による伝統構法基本の木組みと、葦竹と、葦。
写真、右端が、葦竹(よしたけ)。真ん中が葦(よし)。
つづく。
追記
昨日は、県産材と、自然素材を使って素朴だけど、一貫したデザイン性を持つ篠ノ井の株式会社ダイコクさんの社長さんと、ひさしぶりに飲みました。
ダイコクさんの家は、一目みればわかります。そこまで一貫した家造りが出来るようになるには、それに値する根拠がなければできません。しかしその根拠を獲得する苦労は並大抵のものではありません。そのことを分かっている数少ない、社長さんの一人です。
「何でブログの更新止まってんですかあ」久しぶりのツッコミが心地よく、時間があっという間に過ぎてしまいました。
しかし、昨日の丹波島の飲酒検問すごかったあ。聞けば、公務員のボーナスの支給日に合わせた検問だそうな。ボーナスって何?
長野県長野市松代町清野393-1
tel
026-278-5115