建て方が、始まりました。
石の上に柱を建て、足固め、差鴨居、通し貫、順番に組んで行きます。

徐々に姿が現れてきます。圧倒的な存在感と迫力です。
やはり、凄い。


見学会やります。とりあえず今週の土曜日終日行います。かってながら予約制とさせて頂きます。
ご希望の方は、お問い合わせページより、ご希望の時間帯をご連絡下さい。
場所は、安曇野市です。詳しい位置は、お問い合わせ頂いたメールにお返事します。
石場建ての家。
木材の刻みが終わり、今日から現場に運搬です。
いよいよ建て方が始まります。
構造見学会をどうしようか考え中です。

しかし、住宅の基礎というよりも、何かの遺跡みたいに見えてしまうのは、私だけではないと思います。
でもこれこそが、100年、200年、300年と住み継いでいける本来の基礎です。
石場だての石を補佐的に支えるベースコンクリートの施工。
接地圧を計算すると、40㎝角程度の石を敷けばよいのですが、そのような大きくて、柱を乗せるのに適した石は数多く見込めない為に、コンクリートで補います。コンクリートは長期の耐力が期待できないので、その下に砕石を敷き、100年後、コンクリートの耐力がなくなっても、砕石と同化して耐力が期待できるようにしました。砕石の下の地盤、いわゆる根伐り底は、よいとまけで突き固めてあります。
よいとまけで使う突き棒


安曇野で石場建ての家、進行中です。
通し貫を用いた、土壁漆喰の家です。
まきストーブも入ります。
現在、軸組図が完成し、各部材の最終チェックに入っています。
建設予定地

あぜ道の左側が敷地入口です。右側にはそば畑がひろがり、正面には美しい穂高連峰がそびえ、ロケーションがすばらしいです。アルプスの雪解け水が、敷地南側を流れ、こんな土地に伝統構法の家が建つのは、作り手としても幸せな限りです。
お施主さんは、とても素敵なご夫婦とワンちゃんたちの家です。
計画に約1年を費やしました。年明けから材木の加工に入っていきます。
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