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伝統構法と薪ストーブ

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小坂建設について

板倉造りの家 始まりました。

板倉造り(落とし込み板壁)の家の建築が始まりました。

建設場所は、茨城県 牛久市。
第72代横綱 稀勢の里(現二所ノ関親方)の出身地です。
力士は土俵入りの際、四股を踏みます。これは四股を踏むことによって土俵上の邪鬼を踏み潰す意味があるそうです。
石場建ての家もよく見ると柱が地面にどーんと建ち、四股を踏んでいる様にも見えます。


話を戻します。
板倉造りは、土壁と同様古くから確立された伝統構法で、神社の大半は板倉造りで建造されています。
いわば神様の住む家は板倉造りというわけです。
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板倉は初期剛性はそれほど強くないのですが、変計角が一定以上に達すると非常に粘り強くその強さは土壁を凌ぎます。
厚板で建物を囲む為、断熱、調湿に優れ、古来より大切なものを保管する器としての役割を果たしてきました。

板倉の加工風景
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