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長野市小島k様邸 竣工写真アップします
先日 完成見学会が行われました、長野市小島k様邸の竣工写真です。
2階リビング
リビングを中心に、子供部屋、ロフトと直接つながり、リビングの一角には小さな書斎スペースもあります。
また吹き抜けで玄関ホールとつながり、帰ってきたとき玄関戸を開けると、たちまちリビングの空気感に包まれます。
子育て世代にとって、とても楽しい家になりました。
リビングから吹き抜けを見る
伝統構法による木組み。すべての柱、梁が生きてこの家を護り続けていきます。
込栓
金物を使わない為、柱、梁が一体化し、非常に長期(100年以上)に渡って耐力を維持します。
よく書類の端をホチキスで止めたものを、何回も書類のページをめくったりしていくうちにホチキスの部分から紙がやぶけてしまう事があります。
これは紙に対してホチキスが強すぎる為に起きることで、これは木と金物との関係とよく似ています。
金物はそれ自体は強い耐力がありますが、その耐力のみに頼るため、災害時の状況を調べると、木との接合部分が爪で裂いたように破壊されています。
古民家の災害時の状況を観察すると、こうした破壊はほとんど見られなく、接合部はただ曲がったり、傾いたり、しなったりしているだけでその程度が大きいか小さいかだけです。
災害状況をみれば、学者は金物が安心などとはとても言えないはずだ。
法律の無い時代の方が、よっぽど安全な建物を大工達は作り続けていたのではないだろうか。
外観 -漆喰仕上げ-
漆喰はその美しさだけでなく、例えば雨等の汚れに対して化学反応をおこし、自分でもとの白色に戻っていくという、とても不思議な性質を持ち、外壁の仕上げとして最高の性能を持っています。