小坂建設では、伝統構法による家づくりに取り組んでおります。

祝　上棟

伝統構法の家が、千曲市で上棟を迎えました。

棟梁は小坂住建　大工　小坂岳史さん。
副棟梁の山崎さんは、京都の中村外二工務店で修行した大工さんです。

私はやはり、建築家とよばれる人たちよりも、西岡常一棟梁、小川三夫棟梁、 海老﨑粂次棟梁、といった大工たちが残してくれた仕事や、名もなき大工たちの残してきた古民家そのものと向き合う事に、何よりも価値あるものを感じます。

家づくりの主役は棟梁であり、間取りはその地方に受け継がれてきた古民家に習えば、幾世代に渡って飽きのこない、住みつがれる家になります。これが基本です。

基本をあやふやにしたまま、先に個人の感性を入れるから、一世代しか持たない家になる。基本は変化に対応でき、再び戻ることができます。我を捨て、本質を問う。

個人の考えは、まず基本を完成させた後に加えていくのがいい。

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