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伝統構法と薪ストーブ

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小坂建設について

離山神社 回廊 改修工事2

足場が組まれ、既存の回廊の解体が終了し、材木の搬入です。

人力で運びます。柱は一本役30kgあり、それが7本。
この階段を7往復。その他、通し貫、床板、最後は礎石。
大変な重労働です。

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何度も往復した石段

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工事の手順は、先のお寺の総門の改修と同じく、礎石を置きそこに柱を乗せ、通し貫を通して組んでいきます。

伝統構法が、なぜ『工』ではなく『構』という字を使うのか。

それは、木組みの架構形態を重んじ、そこに日本建築伝統の技術を受け継ぐ意志を表明する意味がこめられているからです。だから『工法』ではなく『構法』なのです。

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伝統構法は、力学的に合理的であるだけでなく、組みあがった構造体に美がともないます。

これが、一般在来のプレカットで組んだ建物と決定的に異なる点です。

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金物に頼らない為、100年単位の長期に渡る耐用年数を保持することが可能となります。

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この離れ山神社は、かつて千曲川が氾濫したさい、地元の住民たちがこの神社に逃げて護られた逸話があります。

地元の方たちの積み立てた費用で工事をさせて頂くわけですから、私どもとしては、地元の方たちの誇りに思える回廊にして、この先ずっと大切にして頂けることを願って作らせて頂きました。

地鎮祭では、普段入ることの出来ない内部で神主さんのお祓いを受けたときは、身の引き締まる思いでした。

大変な工事でしたが、工事が完了した時は、紅葉がとても美しく、無事に満足のいく回廊が完成しました。
関係者皆さまにこの場を借りて、深く御礼申し上げます。 ありがとうございました。

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