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伝統構法と薪ストーブ

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小坂建設について

木ごしらえ、順調に進んでます。

須坂S様邸

昨年より進めてきましたS様邸の木ごしらえの様子です。

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設計は京都造形芸術大学 准教授 小野暁彦先生です。

小野先生のプロフィールをご紹介させて頂きます。

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先日、小野先生により伝統構法のワークショップとシンポジウムが行われ、私も声を掛けて頂き、ちょっとだけシンポジウムに参加させて頂きました。
このシンポジウムには、日本の伝統構法の研究における第一人者である、立命館大学教授鈴木祥之先生はじめ、ドイツから教授や学生さん達も参加され、伝統構法をテーマに英語が飛び交いとても貴重な体験をさせて頂きました。

ヨーロッパの木造はやはり剛構造(ハードストラクチャー)としてとらえられている様子で、日本の伝統構法の特徴である柔構造(ソフトストラクチャー)は世界でも貴重な技術であることがわかりました。
棟梁を「マイスター」 職人の技能や志を「クラフトマンシップ」と訳され、こうした言葉に触れるたびに、テクノロジーの進歩だけでなく、人による、ものづくりの豊かな文化を守り継承していくことは、とても大事なことだなと感じました。
またこうした会議に若い学生さんたちが大勢参加され、熱心に質問をしている光景はとてもすがすがしく、自分ももっと頑張ろうというエネルギーをもらいました。

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須坂市Sさま邸は、古民家を改修し、その離れとして2階建ての2世帯住宅を計画。
構造材は全てヒノキを用い、これと土壁で構成していきます。
内装はこの土壁をそのまま仕上げにしたり、部屋によってはこの上に和紙を貼っていきます。
外装は漆喰と焼き杉を用い、サッシは主に建具職人による手作りのサッシを計画しています。


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